圧力波治療とは?

圧力波治療は、痛み部位周辺の代謝活性の増加、微小循環改善により組織修復を促進させます。また、触圧覚受容器への刺激により筋緊張を低下させることにより、筋や腱の機能改善を図ります。それによって、筋や腱における疼痛コントロール、血液循環改善、筋緊張緩和が期待できます。またアスリートにおいては筋疲労回復、早期回復に役立ちます。

 

どんな疾患に使うの?

筋や腱の炎症の治療において、焦点型体外衝撃波治療器と同等の効果が報告されており、石灰沈着腱板炎、腱板炎、上腕骨外側上顆炎(テニス肘)、上腕骨内側上顆炎、大腿骨転子部腱炎、ジャンパー膝、シンスプリント、アキレス腱炎、足底筋膜炎、腱付着部症などの疾患に適応があります。

 

焦点型体外衝撃波治療器との違いは?

拡散型圧力波治療器は焦点型体外衝撃波治療器と同等の効果が報告されています。

焦点型体外衝撃波治療器は難治性足底筋膜炎にしか保険適応がなく、それ以外の治療は自費診療ですが、当院の導入した拡散型圧力波治療器はリハビリの一環として保険診療で行えるのが利点です。

 

スポーツ選手にも使えるの?

上記の疾患以外に、アスリートにおいては筋疲労回復、早期回復に役立ちます。